2023年3月19日

健康クリエイター EXILE TETSUYA氏が日高市のキッズ&GOLD世代とダンス杉健康行政特別参与
「人間にとって一番大切なものは健康です。自分の体を大切にしてください。」

※シニアの事をGood OLD(古き良き/いい形で年を重ねている)という意味を込め「GOLD世代」と呼んでいます。
  • 催事名

    日高市キッズ&シニアダンスイベント

  • 日時

    2023年3月19日(日)

  • 開催場所

    日高市文化体育館「ひだかアリーナ」 サブアリーナ

  • 出席者

    厚生労働省 健康行政特別参与 杉 良太郎 氏 / 厚生労働省 健康健康クリエイター EXILE TETSUYA 氏 / 日高市 市長 谷ケ﨑 照雄 氏 / ベトナム代表ダンスチーム「Flame Dance Team」 / GOLD世代/キッズヒップホップダンスサークル「GOLD DRAGON」 / 「WHITE DRAGON」 / 「CRYSTAL DRAGON」 / 「TEAM OF DRAGON KIDS」

  • 主催

    日高市教育委員会

3月19日(日)にダンスを通じて体を動かすことの大切さを伝えようと企画された『日高市キッズ&シニアダンスイベント』が埼玉県日高市で開催され、厚生労働省健康行政特別参与の杉良太郎氏、厚生労働省健康クリエイターのEXILE TETSUYA氏が出演し、市内在住の小学生と、GOLD世代の約160名と一緒にダンスを楽しみながら、健康づくりについて呼びかけました。オープニングアクトとして、 「WHITE DRAGON」(ダンス未経験者のGOLD世代チーム、平均年齢71歳)、「CRYSTAL DRAGON」(平均年齢67歳のダンス初心者チーム)、「TEAM OF DRAGON KIDS」(発足して20年、3世代で活動するチームの中の子どもたちのチーム)がダンスを披露し会場は大盛り上がりのスタートとなりました。

■ EXILE TETSUYAによるダンスワークショップショーを開催
  TETSUYA氏「音楽に合わせて体を動かすと、心も弾みます!」
イベントの中で開催されたダンスワークショップショーに、EXILE TETSUYA氏とEXPG STUDIO OMIYAのKIDS生徒10名が出演いたしました。TETSUYA氏は、「皆さんと踊ることをとても楽しみにして来ました!今日は皆さんとダンスを通して楽しい時間を作っていきたいと思います。」と会場を盛り上げ、EXILEの楽曲である「Choo Choo TRAIN」に合わせて振り付けの手本を示しながら、参加したシニアと子どもたちにダンスを指導しました。参加者は覚えた振付を一生懸命踊り、音楽に合わせて手拍子をしたり、楽しそうな様子でした。
TETSUYA氏は、「音楽に合わせて体を動かすことによって、心も弾みます。ダンスの経験が無い方も、手拍子やジャンプだけでも踊った気分になれると思いますので、簡単な動きで楽しみながら健康づくりをしていっていただきたいです。」と、ダンスを通して心も体も元気になると話しました。

また、このワークショップショーでは「GOLD DRAGON」の皆さんもいきいきとしたダンスを披露してくださいました。この日、初披露となった衣装とオレンジ色のウィッグを被り、とてもインパクトのあるショーとなりました。

■ ベトナム代表チームがダンスパフォーマンスを披露 2023年、日本とベトナムの日越外交関係樹立が50周年を迎えています。50周年を記念して、ベトナム代表のダンスチーム「フレイムダンスチーム」がサプライズゲストとして登場しました。ダンスを通じた文化交流をはかるためにパフォーマンスを行い、会場は大いに盛り上がりました。
パフォーマンスを終えたフレイムダンスチームの代表リンさんは「今日は皆さんとダンスを通して交流が出来たことを大変嬉しく思います。また、ベトナムに対して福祉活動を長年行っていただいている杉さんにはとても感謝をしています。日越関係は50周年にとどまらず、この先も日越の関係が続くように文化交流など続けていきたいです。皆さん、今日は温かく迎え入れてくれてありがとうございました。」と日越関係への思いを述べました。
一般社団法人日本国際ダンス連盟の名誉会長でもある杉氏は「今日はベトナムから日本に来ていただきましたが、今度は日本から、代表のダンスチームと65歳以上のゴールドダンスチームがベトナムに行くことになっています。」と、ダンスを通じた日本とベトナムのさらなる交流に向けて話しました。

■ ゴールドドラゴン 川村さん 「ダンスを始めて体力がつきました!」 ワークショップショーを終えたTETSUYA氏は「歳を重ねてから、ダンスを始めることについて抵抗はありませんでしたか?」とゴールドドラゴンの皆さんに質問し、今川さんは「子育ても終わり、何か新しいことを始めようと思っていた時に“初めてのヒップホップ講座”の案内を見つけ、参加してみました。講座に2回、3回と参加していくうちに、音楽に合わせて体を動かすことや、仲間たちと一緒に踊るという楽しさを感じ、今日まで4年間続けることができました。」と、ダンスを始めたきっかけを話しました。
また、「ダンスを始めて、体調や日常生活の中での変化はありますか?」という質問に対し、川村さんは「ダンスを始めた頃は、ステップも踏めないし、振付も中々覚えることが出来ませんでしたが、皆さんが丁寧に教えてくださって、なんとかステージに立てるようになりました。今は体力もついたので、家でゴロゴロすることもなく、二階までトントンッと上がれます!」と軽快に階段を上るステップを見せました。これを見たTETSUYA氏は「階段を上る足取りが軽やかですね!これからも健康に過ごしていけるようにダンスを頑張ってください」とエールを送りました。

最後にTETSUYA氏は、「今日は皆さんと、そして、ベトナムのチームともダンスで時間を共有できたことを嬉しく思います。音楽やダンスは国境も年齢も関係ありません。全ての人々をつなぐことが出来ると思います。これからも、より沢山の方々とダンスで健康になれるように活動を頑張っていきたいです。」と、今後の活動に繋がっていくイベントであったと話しました。

■ 杉氏「人間にとって一番大切なものは“健康”です。」 参加した小学生に向けて、「お父さんやお母さんにいつまでも元気でいてほしいよね?もし、みんなが病気になったら家族は心配するよね?」と問いかけると小学生は頷き、続けて、杉氏は保護者に向けて、「お父さん、お母さんは“自分たちが健康で生きていくんだ“という意識をもって生活していかないと、子どもたちの将来にも関わってきます。“自分はまだ大丈夫”とは思わずに、定期的に検査を受けたり、食事や運動に気を遣ってほしいです。特に、肝炎という病気は、早期発見することで治療が出来ます。重症化してしまう前に肝炎ウイルス検査を受けてください。」と、自分だけの人生ではなく、子どもの人生でもあるため、健康に対しての意識を高めてほしいと伝えました。

最後に杉氏は、「皆さん、健康のために自分の顔の色々な表情を鏡で毎日見てください。健康というのは自分と向き合うところから始まります。ダンスなどで体を動かすことに加えて、自分と向き合うことで、少し調子が悪い時も気が付くようになります。そして、早めに検査を受けたり、重症化する前に対策を取ることが出来ます。人間にとって一番大切なものは健康です。自分の体を大切にしてください。」と話しました。