2022年11月25日
泉大津市のシニアのダンスチームにエールを
「ステージに出演することで変化する意識は、自身の健康に繋がっていきます。」
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催事名
ダンス健康クラブ「まかろん♪」対談企画
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日時
2022年11月25日(金)
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開催場所
テクスピア大阪
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出席者
「知って、肝炎プロジェクト」健康行政特別参与 杉 良太郎 氏 / 東京大学 先端科学技術研究センター、身体情報学分野 特任研究員 宮﨑 敦子 氏 / 一般社団法人 日本国際ダンス連盟 FIDA JAPAN / ダンス健康クラブ登録シニアチーム「まかろん♪」(代表:金原 美穂氏)
11月25日(金)に健康行政特別参与の杉良太郎氏が、大阪府泉大津市を訪問し、同市を拠点に活動しているダンス健康クラブ登録シニアチーム 「まかろん♪」 の皆さまとの対談を行いました。
■「見ている人に感動を与えるダンスを、そして健康に」
泉大津市のダンス健康クラブ登録シニアチーム「まかろん♪」の皆さんとの対談で、同席した東京大学先端科学技術研究センターの宮﨑先生は、「東京大学では、地方自治体やコミュニティで困っていることを、研究で解決するリビングラボを行っています。こちらの泉大津市には、高齢者の健康寿命を延ばすことを目標とし、特に“認知機能低下を改善する”ためにダンスで認知症を予防する取り組みを導入させていただいています。」とダンスによる健康づくりの研究を推進していることについて話しました。
この研究に協力者として参加している、「まかろん♪」の皆さんに、ダンスを始める前と後での変化を聞くと、「これまでは、朝目が覚めても起きにくかったのが、ダンスを始めてからはスッと起きれるようになりました。ダンスイベントに出演した際は、見ていた方々から“勇気と笑顔をもらった”と言われ、楽しい人生を送れています。」とにこやかな表情で話していただきました。
これを受けて杉氏は、「始めて間もない頃は、自分の健康や体のためにダンスをしていた方が多いと思います。ですが、これからもっと多くのステージに出演していくと意識が変わり、“見ている人に感動を与えたい”という気持ちになっていきます。チームは一人ひとりが大事で、みんなで気持ちを合わせることで協調性も生まれます。そういったことの全てを含めて健康に繋がっていくのだと思います。」とこれからのチームの活動にエールを送りました。