知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクト
【第2弾】GOLD世代の「ダンスと健康」特別プログラム

6月28日(金)に大分県、7月1日(月)に熊本県、8日(月)に宮城県仙台市において「健康一番プロジェクト」サポーターのMaasa氏から、各地方のGOLD世代ダンスチームの皆さまへ肝炎の早期発見・早期治療の呼びかけや健康づくりにおける運動の重要性について意見交換を行いました。
※GOLD世代とは：健康一番プロジェクトでは、65歳以上のシニア世代をGOLD世代と呼んでいます。
「GOLD」には、Good OLD(古き良き/良い形で年を重ねている)という意味が込められています。

■ Maasa氏「肝炎の原因にはウイルス性やアルコール性、脂肪肝によるものがあります。肝炎ウイルス検査を1回でいいので受けていただきたいです」
6月28日(金)に大分県で活動するダンスグループ「JBRevolution 大分」の皆さまの元へ訪問してきました。
冒頭の挨拶でMaasa氏は「先日、6月25日に宮崎県都城市でJBRevolution 大分の皆さんが素敵なダンスをしてくださり、今日、お会いできることを楽しみにしておりました。」と話しました。意見交換の際には「多くの方が肝炎ウイルス検査は健康診断に含まれていると思っているのですが、健康診断には含まれていないことが多く、オプションになっていることがほとんどです。そして、肝臓は”沈黙の臓器”とも言われていて、肝炎になっても、痛みや熱が出るといった症状がほとんどないので、見た目は元気に見えても、知らない間に病状が進行してしまい、重症化しまうことがあるのです。」と話しました。
どうしたら検査に行こうと思ってもらえるかの意見交換では、JBRevolution 大分のメンバーから「そもそも自分から先生に申し出ないとウイルス検査を受けられないので、情報があってわかっている人は今度行ってみよう！となるけど、情報がないと行動が止まってしまう。例えば、40歳以上になったら年に1回は無料で検査を受けられるとかであれば受けやすい。」や、「健康診断の中に組み込んでもらう」などの案が出ました。
続けて、Maasa氏は「肝炎の原因にはウイルス性やアルコール性、脂肪肝によるものがあります。肝炎ウイルス検査を1回でいいので受けていただきたいです」と語りました。
また、運動をしていない人にもダンスや運動の魅力を伝えるにはどうしたらよいかを聞かれたときに、「新聞広告やテレビ番組の露出で目にとめてもらう人を増やしていく」という意見がでたり、「音楽にのせて体を動かすことがとても楽しいので、周りにも声をかけている。」と話してくれるメンバーもいました。そしてJBRevolution 大分のメンバーからは「元気に楽しんでダンスをやっていたら人生が変わるというくらいの気持ちになれた。そしてこんなシニアにも目を向けてくれる人がいるのだと思った。だから自分自身も健康に気をつけて、ダンスを続けていきたいです」という話を聞くことができました。
最後にMaasa氏は「もっといろんなアプローチで周りの友人や家族にも肝炎やウイルス検査のことを伝えていただき、健康を意識しながら、ダンスを楽しんでもらいたいです」と訴えました。

■ Maasa氏「肝炎だけではなく、病気は早期発見・早期治療がとても大切です。」
7月1日(月)に、熊本県で活動するダンスグループ「SIJ GOLD CREW」の皆さまの元へ訪問してきました。
Maasa氏は「皆さんまずは1回で構わないので、肝炎ウイルス検査を受けてほしいです。検査は、採血による検査で済むので、通院機会や、健康診断などの機会に、ぜひお医者さんなどに相談をしてもらいたいと思います。また自治体によっては、無料で検査を実施している場合もあるので、保健所などへ問い合わせをしていただければと思います。肝炎だけではなく、病気は早期発見・早期治療がとても大切です。」と話しました。
どうしたら検査に行こうと思ってもらえるかの意見交換では、SIJ GOLD CREWのメンバーから「実際に受けた方からの意見や具体例を出していくとより自分ごとになりやすいので、行こうと思える」などの案が出ました。
また、ダンスをしたことによって心身の変化はあるかと聞かれたときに、「ダンスをするようになってから膝が痛くなくなった。」「高かったコレステロール値や中性脂肪値が低くなった」「姿勢がよくなった」と実体験を話してくれるメンバーもいました。
最後にMaasa氏は「もっと長くダンスを続けてほしいので、これからもダンスが楽しいという気持ちを忘れずに、いつまでも健康にダンスを楽しんでもらいたいです」と訴えました。

■ Maasa氏「早期発見・早期治療はすべての病気において、1番大切なことになります。肝炎ウイルス検査を1回でいいので受けていただきたいです。」
7月8日(月)に宮城県仙台市で活動するダンスグループ「Golden JBʼz」の皆さまの元へ訪問してきました。
Maasa氏は「肝炎ウイルスに感染すると、慢性的な炎症が繰り返され、どんどん肝臓が硬くなり、肝機能が悪化しています。そのまま肝炎が進行すると、”肝硬変” や”肝臓がん” といった、治療が難しく、命にもかかわる病気へと重症化してしまうんです！」と話しました。続けて、「早期発見・早期治療はすべての病気において、1番大切なことになります。肝炎ウイルス検査を1回でいいので受けていただきたいです。」と呼びかけました。
どうしたら検査に行こうと思ってもらえるかの意見交換では、Golden JBʼzのメンバーから「健康診断の中に入っていると思っていたが入っていないなら、健康診断の中に含める」、「もっと広告やCMで多くの方の目につくようにする」などの案が出ました。
また、ダンスを始めて心身ともに健康になったと思うときはあるかと聞かれたときに、「たまに気分が乗らない日もあるけど、いざやってみると気持ちがスッキリする」というメンバーもいました。 続けて、Maasa氏からダンス以外で健康意識を持って何かやっていることがあるかを聞かれると、Golden JBʼzのメンバーからは「ダンスに出会う前は動くのが苦手で今よりも太っていた。だけど、今はほぼ毎日ジムに行って筋トレをするようになりました。今は行くときにワクワクしている。」という話を聞くことができました。
最後にMaasa氏は「何事も最初はできないことが多いけど、ある日突然、できた！という日が来る。なので、ダンスもトレーニングも一緒だと思っていて、できたらもっとやりたい！となって、見せたい！という自信に繋がり、ポジティブになれる。自分自身が健康で元気だと周りもそういう人たちが集まってくる。ダンスはいろんな局面を持っていて、体を動かすことで健康になることができ、エンタテインメントで誰かを笑顔にして楽しませることができる。そして人生の勉強になることがある。私は自分がダンスから学んだことを皆さんと今日話せてとても嬉しいです。そしてもっと、健康や肝炎の知識を広めていきたいと思えました」と語りました。