2026年1月21日

杉良太郎氏が「MINATOいきいき特別講話」に登壇

講演を行う杉良太郎氏
  • 日時

    2026年1月21日(水)

  • 催事名

    MINATOいきいき特別講話

  • 開催場所

    港区立神明いきいきプラザ(〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目6-7プラザ神明)

  • 出席者

    厚生労働省 特別健康対策監 杉 良太郎 氏

2026年1月21日(水)、東京都港区立神明いきいきプラザにて開催された「MINATOいきいき特別講話」において、厚生労働省 特別健康対策監の杉良太郎氏が年齢を重ねても元気でいるための「健康づくりの大切さ」について語りました。

■ 「健康は口から始まる」 歯と口腔環境の重要性 冒頭では、健康を保つうえで欠かせない歯と口腔環境の重要性について語られました。
杉氏は自身の生い立ちに触れながら、「かたいめざしをよく食べ、噛むことが当たり前だった生活が、今の歯をつくってくれた」と述べました。81歳を迎えた現在も、すべて自分の歯であるという事実に、会場からは驚きの声が上がりました。
また、震災支援の経験を踏まえ、高齢者にとって口腔ケアが命に直結する問題であることにも言及。口腔内の細菌が体内に入り、内臓や免疫機能を弱らせるリスクについて触れ、「非常時こそ、まず口の中を清潔に保つことが必要」と強調しました。

■ 杉氏「ダンスは心の健康にも大きな効果をもたらします」 講演の中では、加齢による本当のリスクとして「孤独」が挙げられました。
「外に出なくなる」「人と話さなくなる」「“もう歳だから”と自分を制限してしまう」――こうした状態が、心身の衰えを加速させるという指摘に、多くの参加者が深くうなずく場面が見られました。
杉氏は、「よくしゃべること、そして体を動かすこと。これが何より大事」と語り、その具体的な手段の一つとして「ダンス」を紹介しました。GOLD※世代が主役のダンス大会「FIDA GOLD CUP」にも触れ、「振り付けを覚え、衣装を身にまとい、ステージに立ち、拍手を浴びる。その体験が、高齢者の心と体に大きな変化をもたらしている」と、ダンスの持つ力について説明しました。
さらに、「人に見られることで、今まで出なかったホルモンが動き出す。すると表情が変わり、姿勢が変わり、生き方まで変わっていく」と述べ、ダンスが体力づくりにとどまらず、心の健康にも大きな効果をもたらすことを伝えました。

■ 「今日をどう生きるか」が、健康をつくる 講演の最後に杉氏から語られたのは、「明日も同じように生きられるとは限らない」という現実でした。
「高齢期は、体調や心の状態が日々大きく変化します。だからこそ、先延ばしにせず『今日』を大切にすることが重要です」と、参加者へ呼びかけました。

講演の様子1 講演の様子2

■ 「FIDA GOLD CUP」とは 一般社団法人日本国際連盟FIDA JAPANの名誉会長を務める杉良太郎が高齢者が身体的にも精神的にも健康でいるための取り組みの一つとして、FIDA JAPAN内に「ダンス健康クラブ」を創設。全国のGOLD世代※を中心としたダンスチームに登録していただき、ダンス楽曲や振付の提供、パフォーマンスをご披露いただく場を提供して参りました。そんなダンス健康クラブにご登録いただいているGOLD世代の皆様の目標となる大会を目指す FIDA JAPANが開催するダンスコンテストです。

※GOLDとは
FIDA JAPANでは65歳以上のシニア世代を「GOLD」と呼んでいます。「GOLD」には、Good OLD(古き良き/良い形で歳を重ねている)という意味が込められています。